ロイヤルミントコレクション
米国プルーフコインコレクション
ここにご紹介します10枚のプルーフコインは、存在自体が世界的に貴重なプルーフコインであり、3月6日にロンドンで開催されましたサザビーズ・オークションの子会社であります【Morton&Eden】社がロンドンのサザビーズ社のセールスルームでオークションにかけたコインとなっております。

MORTON&EDEN
<オークションカタログ>

この【プルーフコインセット】は、1859年にアメリカのフィラデルフィア鋳造所にて鋳造され、2セットがイギリスに渡り、その後Royal Mint Museumに収蔵され、以後ずっと展示されてきていましたが、今般そのうちの一セットを売却することになり、公開オークションに掛けられたものです。

MORTON&EDEN

MORTON&EDEN
<オークションフライヤー>


オークションには11点出品されましたが、うち10点をギャラリープレシャスが落札致しました。

<落札しましたプルーフコイン>
  1     1ドル金貨     1859年     PR65     Cameo  
  2     2.5ドル金貨     1859年     PR65     Cameo Old Rev.  
  3     5ドル金貨     1859年     PR65+     Cameo  
  4     1セント     1859年     PR65        
  5     3セント     1859年     PR63        
  6     5セント     1859年     PR64        
  7     10セント銀貨     1859年     PR64        
  8     25セント銀貨     1859年     PR64        
  9     50セント銀貨     1859年     PR64        
  10     1ドル銀貨     1859年     PR64        


<落札出来なかったプルーフ金貨>
10ドルプルーフ金貨  1859年 PR65 Cameo

この落札出来なかった【10ドル プルーフ金貨】は、30万ドル以上まで戦いましたが、相手が全く降りる気配もなくやむなく諦めました。
基本的にはすべて落札する予定でしたが、最後のこの一点はアメリカ人がどうしても譲る気がなかったようで、このままいけば50万ドル以上の価格もあり得ましたので、相場の事も考え30万ドルで諦めた次第です。

【ギャラリープレシャス】としましては11点中10点が落札出来ましたので上出来だと思っており、収蔵品に世界的コレクションがまた一つ増えたことになります。

この1859年プルーフセットは、【ギャラリープレシャス】の永久コレクションに収蔵されますので二度と市場に出ることはありませんが、イギリスのRoyal Mint Museumが保有してきた由緒あるプルーフコインであり、以下の通り史実的にも貴重な存在となっています。

このプルーフコインセットの由来は以下のように解説されています。

The 1859 presentation marked Professor Alexander's enthusiastic lobbying for a new British-American Coinage union, one of a number of proposals to emerge from debates on decimalization and international coinage which took place in various European locations in the late 1850s and which were, as it turned out, ahead of their time.

The auction now offers collectors the chance to acquire some magnificent coins which genuinely represent a piece of history and which have the most impeccable provenance imaginable.

<翻訳>
1859年、アレキサンダー教授より(イギリス王室に)贈呈されたこのプルーフ硬貨は、当時英米貨幣共同体の設立を目的としたロビー活動に対する同氏の熱意を表すものであった。
1850年代後半、通貨の十進法化や世界統一通貨など当時としては画期的ともいえる審議が欧州各地で繰り広げられており、その影響下で示された数々の提案のうちのひとつがこの英米貨幣共同体構想だったのである。

このたび開催されるオークションでは、歴史の一端を実感できる素晴らしいアンティークコインを申し分のない完璧な所有者記録の条件でコレクターの皆様が入手できるチャンスをご提供いたします。


いずれ【ギャラリープレシャス】が稀少コイン博物館を作りました際には、歴史の生き証人として中心的な役割を担うのがこのプルーフコインであり、歴史的な価値は計り知れません。

また、余談ですがこの世界統一コイン構想に組み込まれたのが【4ドル プルーフ金貨】と言われており、【4ドル プルーフ金貨】はまさに陰謀と歴史の生き証人とでもいえるかも知れません。

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