世界で最も注目されている宝石 ~パライバトルマリン~
パライバトルマリン

ここにご紹介します宝石は、知る人ぞ知る宝石とも言われる【パライバトルマリン(Paraiba)】です。

この【パライバトルマリン】は、その名の通り、ブラジルのパライバ州で採掘されたために、その名がついておりますが、正式な産出場所は、Sao Jose de Batalha,Paraibaとなります。
そして鉱山名は、“Batalha Mine”となっています。


<RAPAPORT 2013年10月号 パライバの特集>

この【パライバトルマリン】は、1987年に最初に採掘され、世界で最も稀少なGemとも言われるようになっていますが、最初に宝石業界に登場しましたのは、1990年2月にアリゾナ州ツーソン(Tucson)にて開催されました宝石ショーであり、最初は一カラットあたり$250で取引がされましたが、ショーが終わる6日後には何と一カラットあたり$2,500まで急騰したと言われています。
その後、年々評価は高まり、一カラットあたり$20,000、$30,000となり、先日のオークションでは一カラットあたり$47,000まで買われ、10カラット以上のものには$100,000以上の評価がついているとも言われており、今や天井知らずの状態になっており、一部ではいずれ一カラット100万ドルを超えるとも言われ、最も高価な宝石になるとも言われています。

この【パライバトルマリン】は、既に鉱山が掘り尽くされ、新しい原石が産出されないために、買いたくても買えない状態が続いていたのですが、最近になり同じ鉱山の南側の深い場所で新しく採掘がはじまり、今のところ、2ミリ以下の極めて小さい原石が発見されており、この先更に深い場所を掘り進めば、より大きな【パライバトルマリン】が発見されるのではないかと期待されています。

単に真空地帯で価格が上がっていくのではなく、売り買いが頻繁に行われ、取引に厚みが増し、それで価格が上昇していくのが理想的であり、早く新しい【パライバトルマリン】が発見されることを世界中の宝石業界が待ち望んでいます。

また、偽物が蔓延しており、素人が手出しすればまず偽物をつかまされることになります。
今、世界中に<アフリカ産パライバトルマリン>が出回っていますが、これらは単なるトルマリンであり、かつ人工的に加工しているために価値はありません。
先般の香港ジュエリーショーで、大きく【パライバトルマリン】と宣伝していた香港の会社がありましたが、皆、アフリカ産でした。
計算すると一カラットあたり$18,000であり、相場の半分以下であり、おかしいと思って鑑定書を要求しましたら産地は記載されていませんでした。
真っ赤なまがい物でした。

ギャラリープレシャスとしましては、現在、全体で12カラット程の【パライバトルマリン】を保有しており、色合いも最高グレードの“Blue-green(専門的にはグリーニッシュブルー)を中心に購入しており、以下の通り、現在のコレクションをご紹介させて頂きます。
今後、5カラット、10カラットの【パライバトルマリン】を、今の価格で購入したいと思っておりますが、本当に綺麗な“天然の”石は今やないのかも知れません。

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